Osaic 社は、新しいインテリジェント オートメーション プログラムの統制と制御を確立するために、全社統括型のセンター オブ エクセレンス (CoE) を設立しました。パイロット試験を実施するにあたり、非効率的なバックオフィス管理業務に着目することで、特に顧客にプラスの影響を与える機会に優先順位を付け、社内で比較的簡単に開発できることで実行可能性を実証しました。インテリジェント オートメーションのベンチマークとして、顧客リクエストのサイクル タイムと従業員の手作業の削減率をそれぞれ 15~25% に設定しました。また、エンド ツー エンドで自動化できる可能性があり、担当チームに過度の負担をかけないように、繰り返し取り組める事例を選択しました。
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週 127 時間を削減できます。その代わり、3 人の従業員がアドバイザーと協力し、より価値の高い業務を実行できます。
お客様の成果
88,000
自動化した年間 ACH 処理件数
25,000 以上
年間で削減された時間
65%
早期に完了できた取引の割合
Osaic 社は、金融プロフェッショナル (FP) による顧客対応を強化および合理化したいと考えていました。インテリジェント オートメーションの導入前、同社の FP は管理作業に関する問い合わせやサポート チケットへの対応に時間を奪われていたため、ビジネスの拡大や顧客関係の強化に専念できませんでした。一流の競合他社と競争するためには、管理サポート プロセスを最適化するだけでなく、次世代テクノロジーを導入してプロセスを最新化しなければなりません。
そこで、Osaic 社はオートメーション・エニウェアとパートナーシップを結び、全社統括型の CoE を設立しました。そして、パイロット試験を実施し、プロセスを段階的に改善してサイクル タイムを 15~25% 削減できるかどうかをテストしました。その結果、目標を達成できたため、オートメーション プログラムを開始しました。
Osaic 社はまず、バックオフィス全体でプロセスをエンドツーエンドで自動化しましたが、開発に過度の負担がかからないように、各事例に繰り返し取り組んでいきました。その結果、わずか 15 ヶ月で 59 のプロセスを自動化できました。これにより、チケットのステータスに関するコンタクトセンターへの問い合わせが大幅に減少し、従業員は、FP と協力して、より価値の高い業務に専念できるようになりました。サポートを自動化したことで、年末や税務申告の時期も楽々と乗り切れるようになりました。
自動化されたプロセス
15 ヶ月にわたり大幅な成果を上げている Osaic 社は、その勢いをさらに加速させています。今後は、中核となる新開発について、UI ベースの開発から API ベースの開発へと移行する予定です。さらに、より多くの事例へと拡大し、担当者がオートメーションを直接操作できるようにします。また、同社は最近、Document Automation も統合しました。これにより、構造化データを解析して、コンタクトセンターのサポートを強化し、マネーロンダリングを早期に検出できるようになります。2024 年には、生成 AI を活用して急成長中のインテリジェント オートメーション プログラムをさらに加速させる方法を積極的に模索する予定です。
お客様の声
概念実証を通じて、お客様への影響を検証し、応答時間を 20% 短縮することに成功しました。
Osaic 社 (旧 Advisor Group 社) は、11,000 人の金融プロフェッショナルを擁し、5,000 億ドル超の管理資産残高を誇る大手ブローカー ディーラーです。