自動化の基礎を作る Bot Camp: 自動化の民主化を促進

現実のビジネスについて少しお話ししましょう。ビジネスの世界は転換点にきています。ここ数年、私たちは成長の鈍化を実感してきました。そして今、スマートなソリューションを見つけることが存亡を欠けた命題となっています。そこで登場するのが、インテリジェントオートメーションです。かつてない効率化をもたらすゲームチェンジャーです。しかも、インテリジェントオートメーションの真価は、民主化されたとき、すなわち世の中のナレッジワーカーに行き渡ったときに発揮されます。

そこで、私たちは自動化の基礎を作る Bot Camp を立ち上げました。この取り組みに力を入れている理由と、これがビジネスに革命をもたらす可能性について説明します。

Bot Camp の誕生: 拡張のビジョン

自動化の分野では拡張性が成功の鍵を握っています。チームや地域を超えて自動化の成果を再現できれば、まったく新しいレベルの生産性が生まれます。しかし、それを実現するためにコンピューター科学の専門家集団は必要ありません。

当社は、世界中のお客様の声に耳を傾け、それを実現しています。オートメーションサクセスプラットフォームは、特に市民開発者向けのオンボーディングを成功させる上で、使いやすいプラットフォームです。Pathfinder コミュニティでは、人と人のつながりが生まれる不思議な力を目にしました。

これが、自動化の基礎を作る Bot Camp を立ち上げるきっかけになりました。このキャンプは完全に無料のコミュニティ主導型学習プログラムです。ぜひ活用して自動化に関する豊富な知識を獲得してください。このプログラムでは、実践的な学習からライブコーチングまで、さまざまな方法で将来の市民開発者に自信を持たせ、組織全体の自動化を促進することを目的としています。

市民開発者が 1 人ずつ、徐々に生産性を向上

それでは、Bot Camp の核心に迫りましょう。従業員は秘伝のタレのような役割を担っています。適切な知識とツールを与えれば、ビジネスを変革する力を持ちます。従業員が市民開発者になり、自動化プログラムを積極的に推進する様子を想像してください。彼らはタスクを特定し、自動化することで、大きな戦略的行動をとるための時間とリソースを確保できます。

営業担当者が定型的なデータタスクを軽々とこなし、カスタマーサポートに秀でた従業員が非常にスマートな Bot を作成してトップクラスのカスタマーエクスペリエンスを実現するとしたら、どうでしょう。これは単なる空想ではなく、市民開発の現実です。生産性を向上させる準備は整っているのです。

市民開発: ビジネス上の成果を促進

市民開発は、見た目重視の先端技術ではありません。成果を上げるための強力なツールなのです。チームにプロセスを委ねることで、業務を効率化するだけでなく、ゼロからイノベーションを立ち上げることも可能になります。

エラーが減り、応答が速くなり、お客様からの称賛が止まない状態を、想像してみてください。これは単なる夢物語ではありません。実際に収益として目に見える成果なのです。市民開発を育成する文化を醸成することで、何が起きても対応できるチームが構築されます。

現実を直視する - ソフトウェアの誇大広告か?

では、もう少し現実的な話をしましょう。50 人を Automation Anywhere トレーニングに送り込んだとしましょう。その後半年の間、彼ら全員が何かの賞に値する自動化の開発をするわけではありません。確かにそれが現実ですね。自動化プログラムによって現実的に期待できる成果についてお話ししましょう。Pathfinder プログラムで導入した、ユーザーエンゲージメントを構成する 4 つの「C」について説明します。

Consumer (コンシューマー): 自動化機能にアクセスでき、かつそれを活用して日常業務をこなしている人。
Contributor (コントリビューター): 優れた自動化の機会を作る要素をしっかり理解し、そのためのアイデアを考案して自動化センターオブエクセレンスに提供できるユーザー。
Creator (クリエイター): 自分自身、チーム、または組織のために、一部または全体で自動化を作成できるユーザー。
Champion (チャンピオン): 自動化によってチームや部門がメリットを得たり、その力を目の当たりにしたことから、自動化プログラムを積極的に支持するようになったユーザー。

トレーニングの受講者全員がクリエイターになるわけではありません。というのも、トレーニングの修了までに、受講者は Automation Anywhere に備わっている機能を確認し、チームや部門にとってメリットのある自動化方法を理解します。つまり、彼らはコントリビューターに近い存在であり、自動化の力を認識し、自動化を利用するチーム (コンシューマー) にどのようなメリットがあるかを理解しているチームメンバーです。また、自動化がどれほど強力なものかを知っているからこそ、オートメーションの価値について自分の見解を述べ、断言する人 (チャンピオン) もいます。

未来は市民がもたらす

現代のビジネス環境において、俊敏性とイノベーションは、あったら嬉しいものではなく、ないと困るものです。自動化の基礎を作る Bot Camp は、組織の成功に向けた第一歩になります。そこで、私たちは貴社のチームを招いて、スピーディかつスマートな、イノベーションが満載の未来に向けて後押ししています。

それでは、市民主導の自動化革命に飛び込みましょう。共に、可能な未来を改めて考え、全従業員が自動化のチャンピオンとして活躍する未来に向けて突き進んでいくのです。

自動化の基礎を作る Bot Camp への参加方法

Bot Camp に申し込む場合はこの登録リンクをチームメンバーと共有してください。

第 1 週: 基礎作り
- ライブコーチングは、2023 年 11 月 9 日 (木) 午後 12 時 (東部標準時) に予定されています
- 取り扱うトピック: 市民開発の概要、Automation Anywhere の基本知識、問題解決の柱
第 2 週: 問題解決の柱
- ライブコーチングは、2023 年 11 月 16 日 (木) 午後 12 時 (東部標準時) に予定されています
- 取り扱うトピック: 問題解決の柱の詳細: シーケンス、選択、繰り返し
第 3 週: プロジェクトの作成
- ライブコーチングは、2023 年 11 月 30 日 (木) 午後 12 時 (東部標準時) に予定されています
- 取り扱うトピック: 選択による繰り返し、完全な自動化プロジェクトの構築 (ガイドあり)
第 4 週: 実践的な共通パッケージ
- ライブコーチングは、2023 年 12 月 7 日 (木) 午後 12 時 (東部標準時) に予定されています
- 取り扱うトピック: ブラウザ、レコーダー、ループ、変数、CSV/TXT パッケージ + それぞれの演習

Bot Camp を修了すると、チームメンバー全員が Bot Games: Season of Giving Edition に参加するように設定されます。課題を完了した各ユーザーに証明書を渡した後、彼らの代わりに米国のベイエリアの United Way に寄付を行います。

Bot Games: Season of Giving Edition は 2023 年 12 月 11 日に開始します。
- 課題は早朝に発表されます。Pathfinder コミュニティでアナウンスを確認してください。
Bot Games のライブストリームの開始は 2023 年 12 月 14 日 (木) 午後 12 時 (東部標準時)
- 当社の担当チームが課題を解決する方法についてのチュートリアルを提供します。
- ヒントやコツを入手し、陥りやすい「罠」について学びましょう。コミュニティの称賛の声も待っています。