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AI Automation System JP

Imagine の基調プレゼンテーションを見逃した方のために、本日の発表のハイライトをご紹介

本日の Imagine Austin 2024 で発表された、新しい AI 搭載オートメーション ソリューション スイートのメリットと機能を紹介します。これらのイノベーションは、Imagine 2023 で発表された生成 AI 機能を基に構築されたもので、自動化の可能性の限界を拡げ、自動化に関するアイデアを安全なアクションへと変換するスピードを加速させます。

今回の発表では、ここで紹介すべき新しく強化された AI 関連のイノベーションが数多く存在し、その数は 300 を超えています。そのうち 100 のイノベーションはお客様からのフィードバックを直接反映したものですが、そのすべてをここで紹介することはできません。以下に、本日の Imagine Austin 2024 で披露された製品基調プレゼンテーションのハイライトを紹介します。

本日発表されたイノベーションの多くはすぐに入手できますが、一部は数週間後または数か月後のリリースを予定しています。リリース情報と価格について詳しくは、オートメーション・エニウェアの担当者までお問い合わせください。

AI + Automation Enterprise System のご紹介

当社の AI + Automation Enterprise System を使用すれば、これまで不可能だったプロセスをすべて自動化できます。このシステムは、業界をリードするオートメーション プラットフォームを基盤としているため、エンタープライズ システム全体で安全にアクションを実行できます。次に、当社の信頼性の高い AI レイヤーにより、自社のエンタープライズ データに基づいて意思決定を行うことができます。さらに、当社の AI 搭載ソリューションにより、カスタマーサービス、金融、医療など、さまざまなソリューションの市場投入時間を短縮できます。

その秘訣は、自動化の事例に特化した生成 AI モデルにあります。この生成 AI モデルは、お客様に多大な効果をもたらします。この AI モデルは、数億もの自動化から収集した豊富なメタデータを使用して構築されているため、ミッションクリティカルな業務を変革することも可能です。その結果、80% 以上の精度で非構造化文書を処理し、オートメーション導入の耐障害性を 50% 引き上げるなど、目覚ましい成果を達成しています。

AI + Automation Enterprise System により、オートメーション・エニウェアのすべてのお客様は、新しい AI Agent、マルチエージェント オーケストレーション、AI モデルの管理/ガバナンス、およびディスカバリーから導入までのプロセスをかつてないほどのスピードで処理できる機能など、ビジネスの生産性を向上させる新しい AI ソリューションの開発機能を強化できます。このような強化された AI 機能により、ビジネス ユーザーは、あらゆるシステムでより多くのプロセスを自動化できるようになり、開発者は、スキル レベルを問わず、業務データに基づいて独自の AI ツールを構築できるようになります。

思考と行動を組み合わせた AI Agent

Imagine 2023 で発表された当社の AI Agent Studio は、御社のデータに基づいて構築し、AI Skill でスマート化できる独自の AI Agent の構築、管理、統制を容易に行う初のローコード ツールです。

AI Agent とは、御社のデータに基づいて適応/学習して、適切な意思決定を行い、各システムにおいて責任を持ってアクションを実行する認知的タスクのことです。AI Agent は、AI とオートメーションを組み合わせることで、複雑な認知的タスクを実行できます。たとえば、商品が在庫切れだった場合に最適な代替商品を決定したり、カスタマーサービスのチケットを適切な担当者にインテリジェントに割り当てたりすることができます。AI Agent をさまざまなエンタープライズ プロセスで活用することで、生産性を高めることもできます。

AI Skill とは、社内のあらゆるタスクをサポートするためにユーザーが作成できる生成 AI 機能の新しいパッケージのことです。プロンプトを最適化して、出力結果の正確性と関連性を一貫して引き上げることもできます。カスタム プロンプト テンプレートは実装済みのため、今すぐ利用できます。分類、要約、電子メール生成などの一般的なタスクのためのネイティブ プロンプト テンプレートは近日中にリリース予定です。

また、検索拡張生成 (RAG) 機能も組み込まれているため、ハルシネーション (幻覚) を緩和したり、ナレッジ記事や商品カタログなどのエンタープライズ データを使用して、生成 AI モデルの正確性と信頼性を強化したりすることもできます。AI Agent には、リアルタイムの監視、追跡可能性、監査可能性、個人情報のマスキングなど、セキュリティ、データ、プライバシー、および責任ある使用に関するガードレールも含まれています。

AI Agent Studio を使用すると、オートメーション開発者は生成 AI 搭載のエージェントを構築できます。オープン アーキテクチャを採用しているため、任意の基盤モデルを、主要ベンダーが提供する任意のモデル (Amazon Bedrock、Azure OpenAI、Google Vertex など) に柔軟に接続できます。社内のデータ、アーキテクチャ、アプリケーション、環境 (オンプレミスを含む) に接続することも可能です。ネイティブの RAG オプションと統合機能により、社内のデータに基づき、必要なコンテキストに沿ってモデルを構築できます。また、Process Composer では、イベント駆動型のオーケストレーションによって 1 つのイベントから複数のアクションをトリガーできるため、より高度なプロセスを自動化できるようになりました。さらに、オートメーション AI モデルを使用すると、自然言語やプロセス ドキュメントをオートメーションに変換したり、アプリケーションの変更に対処してオートメーションの失敗を回避したりできます。

AI Agent Studio には、機密データを保護するための堅牢な組み込みのセキュリティおよびガバナンス制御に加え、プロンプトを調整、テスト、管理したり、機密データをマスキングしたり、AI Agent のパフォーマンスを追跡/改善したりするための新しいツールも搭載されています。

Solution Accelerators で AI の ROI を迅速に達成

新機能の Solution Accelerators では、AI Agent の設計図、プロセス テンプレート、ステップ形式のソリューション ガイド/トレーニング ガイドなどが含まれており、AI 搭載ソリューションの開発を加速することができます。たとえば、ナレッジベースを検索したり、AI を活用したオートメーションを開始したり、他の AI Agent とやり取りして高度な認知的タスク (注文管理や返品処理など) を実行したりできる専用アシスタントを作成できます。また、新しい従業員のオンボーディングを迅速化し、短時間でより良いサービスを提供して、より多くの顧客を満足させることができます。

Service Operations Solution Accelerator は今すぐ導入可能で、注文管理、返品処理、チケット管理、サービス Q&A の各プロセスを自動化して、従業員の生産性を向上させ、顧客体験を高めることができます。

その他の Solution Accelerator も四半期ごとにリリースされ、その中には、財務、人事、IT、医療、銀行業務、製造など、複雑なプロセスを自動化するための機能も含まれています。これらのソリューションをオートメーション・エニウェアの複数の製品と統合することで、ビジネス チームは SAP、Salesforce、Microsoft、さらには独自の Web アプリケーションで AI Agent とやり取りできます。

Automation Co-Pilot は社内のエンタープライズ アシスタント

パーソナル アシスタントは、タイマーを設定したり、買い物リストに商品を追加したりしてくれますが、当社が注力するエンタープライズ アシスタントは、ビジネスの変革やサイロの解消などを支援します。そのため、Automation Co-Pilot の成長率は 120% にも達しています。

このたび、Automation Co-Pilot が強化されて対話型になり、従業員はアシスタントとのチャットを通じて、リアルタイムのオンデマンド ヘルプによりプロセスの障害を迅速に解消できるようになりました。Amazon Q との統合により、シンプルかつ自然な会話を通じて、さらに簡単に導入して生産性を高めることができます。この対話型 AI エンジンは、提示された質問を理解して、回答を返すか、適切なオートメーション機能を提案します。このやり取りは、Automation Co-Pilot が組み込まれたすべてのアプリケーションで行うことができます。

また、Automation Co-Pilot の機能強化により、(人間の実際の作業と同じように) 1 人の従業員が現在進行中の複数のセッションを同時に実行できるようになりました。さらに、バックグラウンド機能の強化により、ユーザー アカウントのプロビジョニング、役割のマッピング、ライセンスの割り当ても自動化できるようになりました。

Document Automation で生成 AI 機能を強化

AI 搭載のインテリジェントなドキュメント処理ツールである Document Automation も強化されました。これにより、最先端の生成 AI を任意のドキュメント タイプに合わせてカスタマイズし、既存のオートメーションに追加することで、スピード、精度、コンプライアンスを向上させることができます。Document Automation は、すべての主要なハイパースケーラーのプライベート クラウドの生成 AI モデルに接続することで、オンプレミスで生成 AI に対応し、あらゆるドキュメント タイプを処理できるようになりました。生成 AI を使用した新しいドキュメント テーブル抽出機能では、ドキュメントからより複雑なテーブル情報を取得できます。

Document Automation は過去 1 年間で 9 倍もの売上増を遂げており、次のような機能強化が含まれています。

  • Anthropic LLM のサポート: Google Cloud や AWS で生成 AI による抽出を実行できます (オンプレミスやプライベート クラウドのシナリオを含む)。また、Anthropic を使用すれば、より複雑なクエリやデータ抽出にも対応できます。
  • 30 以上の言語に対応: 日本語や韓国語を含む 30 以上の言語に対応しています。
  • Document Workspace: 新しいワークスペースでアップデートをリアルタイムでテストし、バージョンの変更を追跡し、パフォーマンスのベンチマーク テストを行うことで、ドキュメント抽出のセットアップをすばやく簡単に実行できます。

セキュリティ、ガバナンス、拡張性

当然ながら、従業員が AI を受け入れて活用するためには、その AI が信頼性、安全性、管理性に優れたものでなければなりません。オートメーション・エニウェアは、機密データの保護、コンプライアンスの確保、包括的なガバナンス、プライバシー、セキュリティ機能によるセキュリティ強化に常に取り組んできました。本日の発表は、データの入出力を追跡するための新しい監視/監査機能、モデルの応答品質を監視するための追加の AI 分析と品質ダッシュボード、およびモデル出力の制御、ユーザー フィードバック、役割ベースの制御などを企業ポリシーと一致させるための自動モデル評価により、この取り組みを引き継いでいます。

従業員が AI を活用したオートメーションの効果を実感すれば、さらに多くの事例を自動化したいと望むはずです。こうした成長への要求に応えるために、本日は、機密データを置き換える際のカスタム値を定義するための Process Discovery の新機能、API ベースのタスクとプロセスのためのクラウド ソリューション向けの新しい Automation-as-a-Service、新しいプロセス テンプレート、リアルタイムのプロセス インテリジェンス、重要な機能強化などを含むプロセス オーケストレーションの強化についても発表しました。また、サードパーティ LLM に接続して、それを管理および制御するための「Bring Your Own LLM (独自 LLM の利用)」機能も発表しました。さらに、AWS 上に構築されたカスタム モデルに接続するためのコネクタも近日中にリリースします。

イノベーションを実際に体験する

Imagine Austin 2024 で発表した AI + Automation Enterprise System の新機能、機能強化、およびリリース予定の機能はあまりにも多岐にわたるため、ここでそのすべてを紹介することはできません。

これらのイノベーションのいくつかを実際に体験するには、1 対 1 のデモを予約してください。AI + Automation Enterprise System が貴社にもたらすメリットについてご説明します。

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