Imagine JIm Frost

今回のオートメーション・エニウェアのブログでは、R-Path Automation 社でエンゲージメント パートナー担当責任者を務める Jim Frost 氏をゲスト寄稿者としてお迎えします。インテリジェント オートメーション分野における豊富な経験と専門知識に基づき、「Automation Anywhere Imagine 2023」での体験について、Frost 氏ならではのインサイトをご紹介いただきます。Frost 氏がこのカンファレンスをどのように見たのか、そしてインテリジェント オートメーションにはどのような輝かしい未来が待っているのかをご覧ください。

「Automation Anywhere Imagine 2023」の充実した内容に触れ、あふれるほどのインサイトと熱意が私の中で沸き起こりました。今日はそのインサイトを皆様にご紹介したいと思います。このカンファレンスには世界中の人々が参加しており、イノベーションと効率性に情熱を燃やす、画期的なコミュニティを目の当たりにすることができました。ここでは、「Imagine 2023」でのハイライトと発見に加え、生成 AI の画期的な進展から、革新的な Automation Co-Pilot 機能まで、オートメーション・エニウェアが提供する多彩なインテリジェント オートメーションの世界をご紹介します。

世界中のイノベーターが集結

このカンファレンスには、オートメーション・エニウェアのパートナーやクライアントをはじめ、世界中からさまざまな人々が参加し、大成功を収めました。数日間にわたって、情報交換、学習、人脈作りなどを行うコミュニティを目撃するのは、本当に感動的でした。

私はかねてより「Imagine」に参加したいと思っており、ようやくその念願が叶いました。これまではビデオ通話でしか面識のなかったオートメーション・エニウェアの仲間たち (Micah SmithSuzanne ShawGabriel CarrejoKristen Engelhardt) ともついに会うことができました。Micah と短い動画を一緒に撮影したり、オートメーション・エニウェアの経営陣と顔を合わせたりすることもできました。また、光栄なことに、2023 年の「Community Partner of the Year」にも選出されました。とても素晴らしい日々でした。

オースティンに向かう際に、今後数ヶ月間で取り組むべきタスクを 20 以上用意しました。たとえば、Pathfinder プログラムについて徹底的に調査することや、生成 AI のさまざまな事例に実験的に取り組むことなどです。わずか数日のカンファレンスでしたが、貴重なインサイトとコンテンツが満載の内容でした。

生成 AI の考察

このカンファレンスのハイライトの 1 つが、生成 AI の考察です。私は生成 AI とその可能性について、当初は懐疑的でした。生成 AI の悪用の可能性については、今でも懸念を抱いています。しかし、生成 AI には、業務の遂行方法を変革し、従業員を単純作業から解放する能力があります。その魅力を無視するわけにはいきません。

「Imagine 2023」では数多くのセッションに参加しましたが、最も気に入ったのは「オートメーション開発者のための生成 AI プロンプト エンジニアリング」というセッションでした。このセッションでは、プロンプトの 3 つの主要コンポーネント、応答の範囲を絞り込む方法、および応答を受け取るオートメーションが処理しやすい形式で応答を出力するための戦略について考察しました。このセッションは、さまざまな情報を得られるだけでなく、楽しく、革新的な内容でした。このセッションのおかげで、私のプロンプトの記述方法は大きく変わりました。

私は当初、生成 AI の活用方法について少数のアイデアしか持っていませんでしたが、「Imagine」に参加したことで数十ものアイデアが生まれました。また、最近発表されましたが、OpenAI 社は画像/音声認識をリリースしました。インテリジェント オートメーションに従事する人間にとって、今が極めて刺激的な時代であることは間違いありません。

Automation Co-Pilot の力

最後に、Automation Co-Pilot について触れたいと思います。Automation Co-Pilot は、さまざまな面において画期的な新機能だと言えます。

組み込み済みの自動化

Automation Co-Pilot により、ビジネスユーザーは任意のアプリケーション内から直接オートメーションを活用できます。Salesforce でも、ServiceNow でも、アプリケーション環境を離れることなく、オートメーションを起動して、タスクを実行できます。特定の見込み客やアカウントにターゲットを絞り込んで、状況に応じてオートメーションを実行することも、より一般的なオートメーションを実行することも可能です。最大の魅力は、オートメーションが背後で行われ、完了すると速やかにユーザーに通知される点です。

連携と統合

各種アプリケーションでのオートメーションを連携し、複数のユーザー、部門、システム、事例にわたって、エンドツーエンドでプロセスを自動化することで、Automation Co-Pilot の効果を最大限に活用できます。「Imagine 2023」では、この相乗効果の多数の見事な実例を目にすることができました。

複雑なドキュメント処理

Automation Co-Pilot と Document Automation を組み合わせた画期的な機能も登場しました。この機能では、生成 AI を使用して、データの理解、抽出、要約を改善できます。かつてない処理速度を誇り、非構造化ドキュメントや各種サプライ チェーン ドキュメント (貨物運送状、梱包明細書、発注書、契約書など) も処理できます。その結果、手作業によるデータ処理時間を最大 80% 削減できます。近いうちに、住宅ローン、保険、医療など、さまざまな業界で絶好の使用事例が出てくるはずです。Document Automation により、検証と修正をほぼリアルタイムで実行できるため、手作業によるデータ入力が不要になります。これは歓迎すべき変化です。

開発者アシスタント

Automation Co-Pilot for Automator は、開発者のアシスタントとなる機能です。開発者は、作成したいオートメーションを自然言語で記述します。すると、Automation Co-Pilot がその記述に従ってオートメーション シェルを生成します。これは、私が最も気に入っている機能の 1 つです。開発者がクライアントのオートメーションをより迅速に構築できるようにする、極めて画期的な機能です。この機能により、投資収益率 (ROI) の向上と開発期間の短縮を実現し、当社のチームとお客様の双方に利益をもたらすことができます。

さらなるインテリジェント オートメーションの世界へ

オートメーション・エニウェアの「Imagine 2023」に参加したことで、多くの刺激を受けて、行動を開始するための準備が整いました。私の現在のミッションは、ここで得た最新のインサイトを活用して、R-Path Automation 社の業務を強化することです。オートメーション環境が進化を続けるなか、その具体的なメリットをお客様に提供できるよう、取り組んでいきたいと考えています。

インテリジェント オートメーションに少しでも興味があるなら、今こそ着手すべきタイミングです。まだご覧になっていない場合は、「Imagine のオンデマンド セッション」をご覧ください。また、Pathfinder プログラムにはさまざまなリソースや機会が用意されています。さらに、最新情報については、こちらで私をフォローしてください。

これからも、イノベーションと効率性に全力で取り組み、一切妥協することなく、ともにオートメーションの未来を築いていきましょう。力を合わせてインテリジェント オートメーションの時代を切り拓くことで、業界に変革をもたらし、人々に力を与え、業務の遂行方法を変えていきましょう。このブログ記事をお読みいただき、ありがとうございました。ともに素晴らしい進歩を遂げるのを楽しみにしています。

概要 Jim Frost

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R-Path Automation 社でリード エンゲージメント パートナーを務める Jim Frost 氏は、中規模企業向けのインテリジェント オートメーション サービスを専門としています。30 年を超えるキャリアを通して、ロー コード オートメーション、関係管理、データ ガバナンス、オペレーション、サプライチェーン管理の分野で優れた成果を収めています。

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