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SAP blog JP

オートメーション・エニウェアでは、自動化を通じたビジネスの強化を常に追求してきました。今回は、その目標達成に向けた新たな前進と、SAP との継続的なパートナーシップにおける次の進化についてご紹介します。

新たなる一章

この新たなる一章は、当社の Process Discovery ソリューションと SAP Signavio のプロセス マイニング技術およびモデリング技術から成る強固な基盤の上に構築されます。企業はこれらのツールを活用し、切断されたプロセスの把握とマッピングという課題に取り組み、最終的にはオペレーショナル エクセレンスの実現へつなげています。

この 2 社のコラボレーションにおける最新の取り組みが、Automation Anywhere A360 スイートと SAP Build Process Automation の統合です。これにより、変化に強いオートメーション、包括的なワークフロー管理、業務上の意思決定の合理化が可能になります。この統合は単なる最適化に留まらず、ガバナンスを強化し、業務全体を一貫して強化するための起爆剤となります。

オートメーションの準備は万端

SAP Build Process Automation と Automation Anywhere を併用し、SAP 環境の内外でオートメーションを迅速に開発および導入すべき理由は多数あります。その工程を簡素化するため、事前構築済のオートメーションをオートメーション・エニウェアの Bot Store でリリースしました。ぜひ、ご活用ください。さらに、SAP Business Accelerator Hub で提供されている再利用可能なコンポーネントを併用すると、オートメーション・エニウェアのオートメーションを SAP Build Process Automation から導入および監視できます。

マルチプラットフォームのオートメーション: Automation 360 プラットフォーム上のオートメーションはどれも SAP Build Process Automation から実行できますが、迅速に開始できる方法もいくつか作成しています。オートメーション・エニウェアの Bot Store では、Salesforce の商談フェーズ更新機能と Salesforce のリード作成機能のほか、Automation 360 プラットフォームに数秒で導入できる数百ものオートメーションを提供しています。また、SAP Build Process Automation プロジェクトのクイック スタートもサポートしており、SAP Build Store でコンテンツ パッケージとして入手できます。これを使用することで、既存または新規の SBPA プロジェクトからオートメーションを呼び出すことができます。

迅速な統合: オートメーション・エニウェアの Bot Store では、新しい SAP Build Process Automation コマンド パッケージも提供しています。これを使用して、Automation 360 プラットフォームから直接 SAP Build Process Automation を開始および監視できます。このコマンド パッケージは、SBPA でのプロセスの開始、プロセス インスタンスのステータスの確認、プロセス コンテキストの取得といった主要な事例に対応しています。

可能性を解き放つ

SAP とのパートナーシップは単なるマイルストーンではありません。可能性の世界への入り口です。ここでは、Automation Anywhere Process と SAP Build Process Automation の統合ソリューションが業務に変革をもたらす事例をいくつかご紹介します。

  1. サプライ チェーンの最適化  
    物流やサプライ チェーン管理の世界では、シームレスなプロセスが業務の生命線となります。今回のコラボレーションにより、企業は注文処理や、在庫管理、出荷追跡を合理化し、タイムリーな配送、コスト削減、顧客満足度の向上を実現できます。
  2. カスタマーサービスの強化  
    カスタマーサービスは、電子商取引から金融まで、さまざまな分野の企業にとって最重要課題です。統合オートメーション ソリューションにより、顧客からの問い合わせや、苦情の解決、サービス依頼の処理を自動化でき、迅速な対応とカスタマー エクスペリエンスの向上が実現します。
  3. 金融サービス  
    銀行や保険会社などの金融機関は、コンプライアンス チェックや、トランザクション処理、顧客オンボーディングを自動化できます。これにより、金融サービス部門の効率化と規制要件の遵守が実現します。
  4. 生産の合理化  
    製造業では、生産計画や、品質管理、在庫追跡を自動化することで、リソースを効率的に活用し、生産コストを削減できます。
  5. 医療機関の効率化  
    医療業界では、管理業務や、患者データの管理、請求プロセスを自動化することで、管理業務の負担が軽減され、医療従事者が患者ケアに集中できるようになります。

これらの事例は氷山の一角に過ぎません。オートメーション・エニウェアと SAP のコラボレーションにより、企業には、効率性の向上、コストの削減、イノベーションの推進を実現するさまざまな機会が提供されます。製造現場、カスタマーサービス デスク、病室のいずれにおいても、活用の可能性は無限に広がります。

卓越性へのこだわり

SAP とのパートナーシップは、単なるコラボレーションではありません。手動の反復作業がインテリジェントな自動プロセスに置き換えられ、データとインサイトが意思決定を促すという、私たちが共有する未来へのビジョンの表れです。

イノベーションとオートメーションを目指す共同の取り組みについて、最新情報を提供していきます。ぜひ、ご確認ください。2 社が協力することで、オートメーションの無限の可能性を解き放ち、事業運営の本質を再定義することができるはずです。

SAP エコシステムとオートメーション・エニウェアを活用したエンタープライズ オートメーションについては、Peter Engel 氏のこちらの記事をご覧ください。

概要 James Welden

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James はオートメーション・エニウェアの法人開発担当ディレクターです。

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