• ホーム
  • ブログ
  • エージェント AI、視覚技術を活用した生成 AI、デスクトップ自動化など、Auromation 360 V.35 の見どころ
Blog Header

Automation 360™ v.35 の発表: 高度な AI 機能、強化されたオーケストレーション、より堅牢なセキュリティで自動化を向上させ、重要な価値を生み出しましょう。

世はまさに AI の黄金時代に入りました。進歩と革新が急速に進み、アプリケーションや使用事例が次々と登場しています。 当社の Automation 360 v.35 リリースは、AI を活用した革新の最前線にある技術を反映し、エージェント プロセス オートメーションを中心に据えています。そのハイライトの一部をここに紹介いたします。

自動化を利用して大きな革新を生む価値を引き出すには、エンタープライズ対応の基盤が必要です。 一部のソリューションプロバイダーは、高度な AI ソリューションを実際に準備が整う前に発表するなど、勇み足を踏んでしまうことがあります。 Automation Anywhere ではそのようなことはありません。

当社では、エンタープライズグレードのオーケストレーション、セキュリティ、ガバナンス機能を備えたエージェント AI や生成 AI などの高度な AI を導入することで、チームと管理職が自信を持って業務に取り組みながら、より高い信頼性と大きな規模で、価値と利益をより素早く確保できると考えています。 そこで、最新リリースのエージェント プロセス オートメーション システムが備える強力な機能をいくつか紹介させていただきます。

お客様の成功と信頼は、常に弊社の最優先事項です。 Automation 360 v.35 のリリースに伴い、エージェント プロセス オートメーション システムに関するエキサイティングなアップデートを共有できることを嬉しく思います。 このリリースは、高度なAI機能、強化されたオーケストレーション、より堅牢なセキュリティ対策により、自動化体験を向上させ、企業にとって重要な価値を提供するために設計された革新的な機能を取り揃えています。

この記事では、Automation 360 v.35 の最大の革新的機能をいくつか紹介します。 もちろん、本リリースにはその他にも多数の拡張機能、更新機能、新機能があります。こちらの詳細については、以下の方法でご覧になることもできます。

  • v.35 リリース ハイライト オンライン セミナーにご登録ください。日時は 2025 年 1 月 28 日、午前 8 時(太平洋標準時)/午前 11 時(米国東部標準時)です。製品マネージャーからの説明と、このリリースの素晴らしい新強化機能と特長に関するライブデモをご覧になれます。
  • v.35 に含まれる詳細については、Automation 360 v.35 リリースノートでもお読みいただけます。
  • v.35 に関する質問がある場合は、カスタマーサクセスマネージャーまたはアカウント担当者にお問い合わせください。

それでは始めましょう!

v.35 のリリース時期について

  • Automation 360 v.35(オンプレミスリリース)は 2024 年 12 月 23 日から一般提供されました。
  • Automation 360 クラウド版は、2025 年 1 月 8 日から 1 月 20 日の週の間に更新予定です。
  • Process Discovery A360.35.0 は、2025 年 1 月 13 日の週に利用可能になります。

v.35 におけるエージェント AI の進化

AI エージェントが専門的なタスクを実行できるようにする AI スキルv.33 で導入しました。 次の v.34 では、AI スキル構築時の RAG 機能 を追加しました。

今回の v.35 では、AI スキル テンプレートを使って AI エージェントをさらに素早く構築できるようになります。 事前構築済みの AI スキルテンプレートにアクセスすることも、自分で作成することもできます。また、カスタマイズ、保存、共有し、組織全体で再利用することができます。 事前構築済みの AI スキルテンプレートは、サポートチケットの分類、マーケティング記事の生成、営業メールの作成などの事例に対応しており、堅牢でスケーラブルなAI エージェントの構築を迅速に開始して、エージェント プロセス オートメーションで価値実現までの時間を短縮することができます。

この AI スキル機能を使用するには Enterprise プラットフォームのライセンスが必要です。

このリリースでは、プロセス オートメーションのパフォーマンス、スケーラビリティ、使いやすさを向上させるために役立つ新機能をエージェント オーケストレーションに追加しました。 これらの機能は以下の通りです。

  • ウェブトリガー は、SaaS イベントの発生時に自動化を即座にトリガーし、タイムリーで効率的なプロセス実行を可能にします。
  • ノーコード ツールであるオンプレミス Control Rooms 用コネクタービルダーを使用すると、REST API を持つ任意のアプリケーションとの統合を構築および共有し、さまざまなシステムやアプリケーションを、より簡単に、素早く、シンプルに統合できます。
  • モニタリング ダッシュボードであるリアルタイム プロアクティブ ビューは、リアルタイムの可観測性を提供し、すべてのプロダクション オートメーションを包括的に把握できるため、数千ものプロセスを簡単に拡張し運用できるようになります。

v.35 の生成 AI と RAG 機能の強化

生成 AI と検索拡張生成(RAG)の 2 つは、企業で利用可能な AI による革新的技術のうち、最も影響力があり、価値を生み出せる技術に含まれます。 v.35 は、当社のエージェント プロセス オートメーション システムで、この機能をさらに強化します。

AI Agent Studio は、カスタムモデルを含む任意の生成 AI モデルに接続できるようになりました。 モデルのベンダーは次々と新しい生成 AI モデルをリリースしているため、Automation Anywhere のお客様も、独自のカスタムモデルを作成する場合があります。 リリース v.35 では、これらのモデルに簡単に接続し、AI スキルやエージェントで使用できるようになりました。最新の生成 AI の革新的技術を活用して、最も効果的なエージェントプロセスの自動化を実現できます。

この機能には Enterprise プラットフォームのライセンスが必要です。

AI Agent Studio により、AAI Enterprise Knowledge RAG を使用して、根拠に基づく自動化とAIスキルを利用できるようになりました。 AAI Enterprise Knowledge は当社のネイティブ RAG ソリューションです。 企業データを使用して LLM を拡張することで、RAG は生成 AI モデルがより意味のある出力を作成し、ハルシネーションを軽減するのに役立ちます。

この機能には Enterprise プラットフォームと AAI Enterprise Knowledge のライセンスが必要です。

v.35 では、新しい視覚技術を活用した生成 AI により、データ抽出の精度が向上しました。 ほとんどのテキストベースの生成 AI モデルは、ネストされた要素や結合された列を含む複雑なテーブルからデータを抽出することを苦手としています。 ドキュメント オートメーションが GPT-4o や Anthropic のような視覚ベースの生成 AI モデルと統合され、視覚ベースの AI 抽出機能を活用して複雑な文書処理タスクを自動化できるようになりました。 この新機能により、精度が向上し、手動介入の必要性が減少するため、より戦略的な取り組みに集中できるようになります。

この機能を使用するにはドキュメント オートメーションのライセンスが必要です。

v.35 のデスクトップ自動化およびセキュリティなどの拡張機能

本リリースは、Chromium Embedded Framework(CEF)を使用するデスクトップアプリケーションの自動化の信頼性を向上させます。 CEF アプリケーションに従来のウェブアプリと同様の信頼性とパフォーマンスが与えられるため、自動化の対応範囲が拡大します。 また開発者は、デスクトップ CEF アプリケーションで JavaScript を活用して、予期しないポップアップを自動的に閉じるなどの機能で、自動化の信頼性を向上させることができます。

CoE Manager では、ドキュメント オートメーションとプロセス オートメーションにより、リアルタイムの価値向上を追跡するためのインサイトが提供されます。 このインサイトには、RPA Bot、API タスク、ドキュメント オートメーションなどを組み合わせた、エンドツーエンドのプロセス オートメーション ROI の監視が含まれます。 プロセス オートメーションが自社の収益に与える影響を測定することもできるため、情報に基づいた意思決定を行い、業務を最適化するのに役立ちます。

これらの機能を利用するには、CoE Manager または CoE Manager Plus のライセンスが必要です。

v.35 の追加更新には次の内容が含まれます。

  • デプロイメント キューの強化による自動化実行の最適化。 自動キュー機能により、ターゲットデバイスが利用不能になると即座に自動化がデプロイメントキューに追加され、デバイスが利用可能になったときに実行できるようになります。 これにより、デバイスの復旧時にユーザーが自動化を手動で再展開する必要がなくなるため、全体の展開プロセスがより効率的になります。 新しく導入されたキューのクリーンアップ機能は、未処理のアイテムを履歴アクティビティリストに自動的に移動し、遅延を低減して、デプロイの効率を向上させます。
  • 自動化実行記録の効率的な管理。 v.32 リリースでは、実行記録機能を発表しました。この機能により、自動化の実行を記録し、Control Room に重要な情報をアップロードすることができるため、自動化が失敗した際のデバッグ作業に役立ちます。 v.35 では、失敗したアップロードをデバイス再起動時に再試行する機能、ローカルストレージを解放するための古い記録の削除、および効率的なローカルファイルシステムの維持など、記録を効果的に管理する機能により、この機能をさらに強固なものにしました。 この機能を使用するには、Enterprise プラットフォームのライセンスが必要です。
  • 新しいキー ボルト ベンダーである ARCON との統合によりセキュリティを拡張。 Automation 360 は、すでに AWS、CyberArk、Azure、HashiCorp などの外部キー ボルト プロバイダーをサポートしています。 v.35 では、特に自動ログインの使用事例におけるオンプレミスのデプロイ用に ARCON のサポートを追加しています。 柔軟性が向上し、選択肢が追加され、セキュリティが向上しています。また、他の規制環境にも対応できるよう機能が拡大されました。

詳しくは v.35 のオンライン セミナーをご覧ください

このリリースの詳細や新機能・強化点についての詳細は、v.35 リリースノートを参照してください。

近日開催の v.35 オンライン セミナーにご登録ください。開催日時は2025 年 1 月 28 日、午前 8 時(太平洋標準時) / 午前 11 時(米国東部標準時)です。製品マネージャーからの説明と、ライブ製品デモをご覧いただけます。

オートメーション サクセス プラットフォームに詳しくなりましょう

無料体験版 Automation Anywhere
Close

ビジネス向け

パーソナライズされた製品デモをご希望の場合は、クイック アクセスからお申し込みください

学生・開発者向け

すべての機能が無料で使えるクラウド版 Community Edition で、今すぐ自動化を始めましょう。