モバイル アプリを新規に提供し、多様な働き方を支援
RPAプロバイダーのオートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、以下「オートメーション・エニウェア」)は、RPAのグローバル マーケットを拡大するAIソリューション「Document Automation™(アイキュー・ボット)」の最新バージョン「Document Automation 6.5」を本日5月23日から提供開始します。
「Document Automation」は、高度なコグニティブ技術で学習しながら、RPAの自動化業務を拡大させるBotです。今回提供開始する最新版では、解像度の低い文書/電子メール/画像からの読み取り処理ができるようになったほか、日本語を含む190言語への対応も実現しました。また、オフィス外でも必要な作業ができるように新規にモバイル アプリを開発し、同時に提供を開始します。
【請求書処理を終えた結果のレビュー画面の例】
*高解像度版はこちら
【処理結果を検証している画面の例】
*高解像度版はこちら
「Document Automation 6.5」の主な新機能
「Document Automation 6.5」紹介Webサイト:
https://www.automationanywhere.com/jp/products/document-automation
「Document Automation 6.5」ユーザー インターフェイス画像イメージ:
https://edelmanftp.box.com/s/8tfxsiwes0lekbgyw5orjgsjr1kyywjr
オートメーション・エニウェアのCEO兼共同創立者ミヒール・シュクラ(Mihir Shukla)は次のように述べています。「エンタープライズオートメーションが持つ可能性は、RPAとAIが連携することで初めて実現すると考えています。今回、新たに190の言語対応とモバイル アプリ機能を追加したことで、生産性向上や、業務効率化の妨げとなる課題を取り除き、より効率的に自動化を実現できるようになりました。」
モバイル端末を使用して業務を行う環境は世界中で急速に進化しており、モバイル端末を利用して働く人の数は、2016年に14.5億人だったのに対して、2022年までに18.7億人(注1)にまで達することが予想されています。このような状況に対応するため、今回新機能を搭載した「Document Automation 6.5」では、現場作業、不動産、保険、配達など、外出先やオフィス以外で行う業務分野で「Document Automation」を便利に利用していただけます。
現在、約80~90%の企業は、文書や電子メールからのデータ抽出を、マニュアルで行っています。これに対して、「Document Automation」のAI機能は、企業システムにデータを入力するという日常的な定型作業を自動化できるように設計されています。こうした機能を取り入れることで、イノベーションやコラボレーション、ビジネス課題の解決など、人や組織が最も得意とする業務に集中できるよう支援します。
RPA市場の大手調査会社HSAが実施した最新の調査によると、AIやクラウド技術の進化により、データ収集の分野は200億ドル規模の新しい市場に拡大しています(注2)。また、別の調査研究では、業務の自動化により請求書、保険金請求、融資の申し込みを含めた文書処理のコストを最大84%で削減できると報告されています(注3)。
(注1)出典:Global Mobile Workforce Forecast Update 2016-2022
(注2)出典:Capture 2.0 Input Solutions Software Sizing Rationale and Discussion, by Harvey Spencer and Mike Spang, HSA Inc., 2019
(注3)出典:Institute of Finance and Management Accounts Payable Benchmark Report, 2017