全てのマーケットにおけるカスタマーエンゲージメントと製品開発を加速するため、 リードインベスターであるNEAとGoldman Sachs Growth Equityを中心に、 General AtlanticとWorld Innovation Labからも資金調達
RPAプロバイダーのAutomation Anywhereは、2億5,000万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを完了したこと発表しました。今回の資金調達では、リードインベスターとしてNew Enterprise Associates(以下、NEA)とGoldman Sachs Growth Equityが中心となり、General AtlanticとWorld Innovation Lab(以下、WiL)も投資に参画しました。エンタープライズソフトウェア企業として、過去最大規模のシリーズAラウンドの結果、Automation Anywhereの資金調達後の企業価値評価額は18億ドルに達しました。これにより、同社は、急速に拡大するRPA市場のリーダーとしての位置付けを強化し、グローバルでのカスタマーエンゲージメントと製品開発を加速します。
RPAは急速な進化を遂げているテクノロジーであり、ソフトウェアロボット(以下、ボット)を使うことにより、従来のテクノロジープラットフォームでは自動化されていなかったビジネスプロセスを自動化します。現在、このようなプロセスは膨大な人員を費やして、マニュアル作業により処理されています。Automation AnywhereはRPAのパイオニアであり、コグニティブ・オートメーションとアナリティクスを組み合わせたインテリジェント デジタルワークフォース(知的なデジタルワーカー)はエラー発生率ほぼゼロで生産性とビジネスプロセスの精度を高めます。
今回の資金調達を通じ、Automation Anywhereは北米、中南米、インド、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、韓国、シンガポール(ASEAN)におけるカスタマーエンゲージメントを強化するとともに、他の地域へのさらなる展開を計画しています。同社の中核をなす製品を基盤として、専門に特化した機械学習機能と高度な人工知能(AI)を統合することにより、業務効率の改善、アジリティの強化、いつでもスケールアップとスケールダウンが可能な柔軟性といったメリットを堅牢なセキュリティの下で享受することができます。
Automation AnywhereのCEO兼共同創立者であるミヒール・シュクラ(Mihir Shukla)は次のように述べています。「従来のプロセス自動化テクノロジーでは、企業のビジネスプロセスのうち約20%しか自動化できないというお客様の声を耳にします。一方で我々の実現するインテリジェント デジタルワークフォース プラットフォームでは、このようなプロセスのうち最大80%を自動化できると確信しています。これは大きな違いであり、大きな機会でもあります。今回、優れた投資家の協力を得ることができ、ビジネスの境界を拡大すると共に、次の破壊的変化に向けた準備が整いました。投資家の皆様にはRPA市場における巨大な機会を認識していただき、また企業評価額を18億ドルに押し上げた、今回のシリーズA資金調達はAutomation Anywhereの強力な経営陣、安定性、成長の見込みを評価いただいたものです。」
Automation Anywhereは急激な成長を遂げており、下記の通り、市場をリードする製品イノベーションを達成しています。
本ニュースに関するコメント
WiLのCEO伊佐山元氏は次のように述べています。「労働力人口の減少が予期される中、日本企業は生産性向上と働き方改革の実現という課題に直面しています。RPAはこれらの課題へのソリューションになり得る技術であり、RPA分野の世界的リーダーであるAutomation Anywhereへの出資を通じて同社の日本及び世界での展開を支援できることを喜ばしく思います。」
なお、このたびNEAのジェネラルパートナーであるジョン・ジャヌッツィ(John Giannuzzi)と同ジェネラルマネージャーであるチェタン・プッタグンタ(Chetan Puttagunta)がAutomation Anywhereの取締役に就任しました。
<報道関係からの問合せ先>
エデルマン・ジャパン株式会社(Automation Anywhere広報担当)
担当:森、須藤
TEL: 03-4360-9000