世界初のボット・マーケットプレイスにコグニティブ・ボット技術を追加し、 ボット開発者は組み込み型AI、機械学習、アナリティクス機能の活用が可能に
Automation Anywhereは、世界初のRPAボット・マーケットプレイス「Bot Store」に、人工知能(AI)および機械学習の開発者向けコグニティブ・ボット技術「Document Automation」を追加したことを発表しました。これにより、開発者やパートナー企業は、財務諸表、注文書、請求書をはじめとした複雑なビジネスプロセスに関わる非構造化データを構造化する、事前訓練済みのコグニティブ・ボットを提供することができ、業界や地域に特化した自動化の促進を支援します。
いつでも入手可能なプラグアンドプレイ式ボットを提供するマーケットプレイス「Bot Store」は、パートナー企業、開発者、顧客のコミュニティから注目されており、「Bot Store」のボット数は、開設からわずか2カ月で2倍を達成しました。ボットの中で最も人気のあるカテゴリーは人工知能で、24種のボットと音声テキスト化ボットがダウンロード数の上位を占めています。最も人気のあるビジネスプロセスは、財務・会計であり、「未払請求書に対して支払いを割り当てる」ボットが最も多くのアクセス数を記録しています。また、31種のボットを公開しているSAPが、最も普及しているアプリケーションとなっています。
パートナーや開発者はこれまで、反復的なビジネスプロセスを自動化するボットや、「Automation Anywhere Enterprise RPA」プラットフォームによる、主要なエンタープライズ・アプリケーションやAIプラットフォームとのAPI統合を行うボットを提供してきました。今回、Automation Anywhereの「Document Automation」が追加されたことにより、開発者やパートナーは、コンピュータービジョン、自然言語処理、機械学習機能が提供できるようになりました。複数のパートナーや開発者はすでに、事前訓練済みのコグニティブ・ボットの提供を開始しており、文書中心のプロセスを自動化しています。「Bot Store」内の「Document Automation」に対応したプロセスの例としては、公共料金の請求書、銀行の取引明細書、標準決済指図、福祉給付金の説明、米国所得税申告書(1040フォーム)、米国源泉徴収額申告書(W4フォーム)の自動化が挙げられます。
「Bot Store」のボットは、「Automation Anywhere Enterprise」プラットフォームで稼働し、レゴブロックのように組み合わせることにより、複雑なビジネスプロセスを自動化します。「Bot Store」へはhttps://botstore.automationanywhere.comよりアクセスできます。
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