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  • マクラーレン・レーシングとオートメーション・エニウェア、 フォーミュラ1 レース運営効率化を目的にしたパートナーシップを締結

マクラーレン・レーシングとRPAプロバイダー大手のオートメーション・エニウェアはこのほど、マクラーレンのフォーミュラ 1チームのレース運営でAIを活用したソフトウェアロボット(Bot)を活用するためのテクノロジー・パートナーシップを締結しました。

Mclaren
Renault

今回のパートナーシップは、オートメーション・エニウェアの高機能デジタルワークフォースをフォーミュラ1という過酷なモータースポーツ環境で利用するもので、2020年シーズンから複数年にわたって継続する予定です。デジタルワークフォースは、一連の業務の流れの中で、人が繰り返しの手作業を行うときに、人とソフトウェアロボットが協力し合いながらプロセスを担う、共同作業の技術です。これによりマクラーレンが業務プロセスを円滑に進められるように支援し、レース運営においてもチームが高い効率でエラーなく役割をこなし、判断を瞬時に行える環境を提供します。

英マクラーレン・レーシング CEO ザック・ブラウン氏のコメント

「マクラーレン・レーシングのファミリーに、そしてフォーミュラ 1の舞台に初めてオートメーション・エニウェアを迎えることができてうれしく思います。このスポーツでは、テクノロジー活用の最先端にいなければ勝つことができませんので、スタッフ全員が後続車との差を積み上げることに集中しています。オートメーション・エニウェアの高度なテクノロジーはこうした私たちの仕事を支援してくれますし、次のシーズンから一緒に戦えることを楽しみにしています。」

米オートメーション・エニウェア 最高マーケティング責任者 リアド・ドゥリディのコメント

「マクラーレン・レーシングは、数秒の違いで結果が大きく変わる過酷な環境でレースをしています。こうした中でプロセスを自動化し、レース現場で判断をより早くできるように支援できることをうれしく思います。」

今回のパートナーシップの一環でオートメーション・エニウェアのブランドロゴがマクラーレンの来季マシン「MCL35」と、2名のドライバースーツ(ランド・ノリス、カルロス・サインツ)、そしてレース関連機材に表示されます。

マクラーレン・レーシングについて

マクラーレン・レーシングは1963年にニュージーランドのレーシングドライバー、ブルース・マクラーレンが設立しました。フォーミュラ1レースの初参戦は1966年で、これまでフォーミュラ 1 ワールドチャンピオンに20回輝いたほか、同グランプリで180回、ル・マン24時間レースでは初参戦で勝利、そしてインディアナポリス500では3回優勝しました。

マクラーレン・レーシングは2019 FIA Formula 1 World Championshipにランド・ノリスとカルロス・サインツのドライバーで参戦、米国のインディカーシリーズにはパト・オワードとオリバー・アスキューで参戦しています。

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