無償で利用できるCommunity Edition向けに機能設定済Botを供給
この資料は、2020年4月16日に米オートメーション・エニウェア社が発表した内容の抄訳です。
RPAプロバイダーのオートメーション・エニウェアは、新型コロナウイルス禍の影響を受ける事業の継続や従業員の生産性向上を支援する目的で、無償で提供しているRPAソフトウェア「Community Edition」用に、機能設定済のソフトウェアBotライブラリ「Community Edition Bot Pack」を本日から無償で提供します。
「Community Edition Bot Pack」は、簡単なタスクや複雑な業務プロセスを自動化するBotを集めたライブラリで、当社のWebベースでクラウドネイティブなデジタルワークフォースプラットフォーム「Automation Anywhere Enterprise」の無償版として中小企業や開発者、学生向けに提供している「Community Edition」で利用できます。
オートメーション・エニウェア CTO プリンス・コーリのコメント
「インテリジェントオートメーション(高度な自動化)は業務の現場からバックオフィスまで、業務効率向上に伴うリスクを低減させながら、効果をさらに向上させる力を付けてきました。機能設定済のBotを無償で提供することで、イノベーションを起こしたり問題解決をしやすくします。これにより世界中の個人や事業者が一つのコミュニティとなり、自動化の力でコロナ禍と戦う草の根運動になるように支援します。」
Community Edition Bot Packで提供するBotは当社のインテリジェントRPA担当と各国のRPAデベロッパーコミュニティが開発しました。これらのBotは、事業継続のための業務、テレワーク、従業員の生産性維持、チーム内のコミュニケーションなどのように、主に今回の新型コロナ禍で影響を受ける可能性のある業務プロセスを自動化できるように開発されました。
Bot Pack:すぐに利用できるソフトウェアBotのライブラリ
例えば、「Remote employee cloud backup bot」は、従業員がテレワークを始める際に繰り返し手作業で行うクラウドのバックアップ設定を自動化します。また「Slack notification」と「Salesforce report extractor bots」は、複数のチームとコミュニケーションを取って事業継続の業務を行えるようにします。
「The Excel data lookup bot」は、Microsoft Excelの行や列にあるデータを検索します。「Essentials shopping assistant bot」は、インターネットを検索して近くのお店の消毒液、手の殺菌剤、トイレットペーパーなど、必需品や日用品の在庫を調べ、変化があるとメールで知らせます。「Advisories bot」は地域に出される指示やポリシーなどの関連情報を集め、国内外の新型コロナウイルス感染傾向を知らせます。
当社は事業者や個人がこうした困難な時期に効率を落とさないように、Bot Pack向けBotを毎週追加して拡充します。この他の内容は以下(英語)を参照してください。
https://www.automationanywhere.com/products/enterprise/community-edition/bots
Community Editionでは、機能設定済のBotの他、スキルに応じたBotを開発することができます。以下のWebサイトを参照してください。
https://www.automationanywhere.com/jp/products/enterprise/community-edition
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